2万人の「死にたい」を引き受けた男

精神

自らの携帯番号を公表して

「死にたい」と思う人の相談にのっているのは

建築家の坂口恭平氏。

 

ご自身も躁鬱病だと公表しているようですが

これだけの相談に応じるとは、えげつない胆力です。

 

彼いわく、人の悩みは突き詰めれば同じで

「人からどう思われているか」

ということに至るみたいです。

 

私もうつ歴10年でしたから

ありとあらゆる悩みを抱えてきました。

当時の悩みをよくよく考えてみると、確かに。

 

大学受験に成功しないとやばい

なぜ?

将来が上手くいかないから

他に方法いくらでもない?

いや、社会的な地位もなくなるし、同級生になんて思われるか分からない

 

…みたいな感じで、根底にあるのは「人からどう思われるか」という他者からの目線なわけです。

 

承認欲求がありすぎると、自分の好きなように生きることが難しくなってしまいます。

 

承認欲求は誰にでもあるものです。

 

しかし、度が過ぎると、結局は自分の首を自分で絞めることになってしまいます。

他人から認められるためだけに生きていたら、常に他人の評価に振り回されるということになりますからね。

相当疲弊してしまうと思います。

 

まずは、自分の評価を大事にしましょう。

他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較しましょう。

完璧主義をやめましょう。改善主義にしましょう。

 

100やらなくてもまったく問題ありません。むしろ1でいい。

いや、0.00000000001でもいいです。

 

私は超絶なまけものです。

なまけものだからこそ、

常に0.00000000001を目指してます。

 

ハードルを鬼低くすることで、

気付いたら1を達成しているなんてことはザラです。

 

やろうという気持ちはあるのにできない…

これで落ち込むというのは、自分に期待をしすぎなんです。

 

「どうせ100は難しいだろうから0.00000000001やっとくか」

そのくらいで上等です。

気付いたときには、前より自分を好きになっているはずですよ。

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